今日は朝から1日雨だった。
だから、一歩も外へ出なかった。
午前中、夫はずっと寝ていた。
私は寒かったので、台所にいたが、じいさんもばあさんもそこにいる。
テレビも見ていろいろしゃべるので、それがうざったくて、2階に逃げた。
じいさんの能書きを聞くのも嫌だし、早く2階に行ってくれないかなあ、と願う自分がいた。
知人の出産祝いに子供服を1着送ってあげたら、そのお礼に5つ入ったバームクーヘンが届いた。
5つしか入ってないので、一人1個ずつだ。
まず、夫におやつとして1個あげた。
あと、4つだ。
1つずつ食べて1個余るので、夫のおやつにまたあげようと思っていた。
そしたら、じいさんが箱を見つけて、これはなんだ?と開けて、友達の出産祝いのお返しだよ、というと、1個ごちそうになろうかね、と言って食べてしまった。
あと3個。
わたしとばあさんと、夫にと思っていると、夜、もう一個食べようかなというじいさんの声が聞こえて、夫のところにいた私は台所に戻り、「5個しかないんだから1個ずつだよ!」と叫んでしまった。
ずっとじいさんが食べるんじゃないかと思って、気にかかっていた。
食べさせたくないので、私は夜自分の1個を食べてしまった。
明日になって、忘れてまた食べようとしたら、私の分がなくならないとも限らない。
なんだか、小さいことだが、昔から食い物の恨みは強いという。
じいさんは、私がもらったのなら、私の前に食べてはいけない。
いつも、そんな小さな順番があることをわからない人なので、腹が立つのだ。
ああ、今日もじいさんを許せなかった。
私は、このじいさんを祝福なんてできやしない。
神様、どうしたらいいでしょうか?