土曜日だ。
すごく暑かった。
朝からすこし部屋の中を整頓する。
夫が膝が痛いため、自分の洋服などをみんな手に取れるところに集めていたため、部屋が狭くてしょうがない。
しばらく洋服はいらないだろうから、タンスの中に片付け、明らかに要らない郵送物などを選択して捨て、以前から売ろうと思っていた文庫本などをBOOK-OFFに持って行った。
22冊で330円だったが、いざ身分証明書を出そうと思ったら財布を忘れてきたことに気づく。
そういうと、引換券をくれて、これをもって引き換えに来てくださいという。
明日、こっちに来るつもりだからその時でいいか。
午後から病院へ義父母を連れて行った。
大変だから、タクシーを使う。
1300円くらいだ。
行ったら、病棟が変わったという。
換わるかもしれないと医師から聞いていたので、驚きはしなかったが、今移ったばかりでいろいろやっている最中だから、15分ほど待ってくれ、と言われた。
120病棟の待合室で座って待っていた。
その間に義父がまたトイレに行った。
いつものことだが、しばらく帰ってこない。
義母と二人になってちょっと恐怖だったが、この時は大丈夫だった。
呼びに来た時まだ義父が戻っていなかったのでどうしようかと思ったが、ちょうど戻ってきたので入った。
ここもやはり、インターホンに手洗いである。
夫は、2号室の入り口のほうのベッドだった。
130病棟に比べると小さめのモニターで管理されていて、テレビ付きの物入がある。
上体はかなり起こされていて、起きていたので、いろいろ話しかけた。
左の鼻に綿が入れられてて、右側からは栄養の管が出ている。
話しかけるとこっちを見て何か言うが、口があまり動かないのか、もごもごして聞こえない。
義母は見ていて辛そうだった。
そのうち眠くなってきたようなので、病院を後にする。
帰りのタクシーが乗り場になくて、警備員さんがわざわざ呼びに通りまで行って捕まえてくれた。
道を見ていると、自転車でも来れそうだ。
回数券を買ってしまったが、自転車で来てみようと思った。